eat’s diary

いただきます、おいしいね、ごちそうさま

吟遊詩人という名のパン屋さん@荻窪

そのお名前があまりに印象的すぎて、じつは、ずうっと何年もお店に入ることすらできずにいました。なんだか気後れしてしまって。

 

でもInstagramを見ていると、いつもキレイな写真。パン愛に満ちているのが伝わってきます。

 

f:id:pantaya-kaeru:20200219181758p:plain
 

f:id:pantaya-kaeru:20200219181743j:plain

<上の写真2点:吟遊詩人instagramより拝借>

 

今年に入ってから、何かの拍子にフイっと入ってみたのです。

 

先客の女性が一人、ショーケースの前でウロウロ。私はとりあえず二番手なりのポジションをとりながら、おなじくショーケースを覗きつつウロウロ。二人で数分ウロウロ。

 

もしかすると先客は注文が済んでいて、お買い上げ商品を待っているのかなとも思いつつ、やっぱり私は二番手だからと遠慮していたら、お店の方から「お決まりの方からどうぞ」と声がかかりました。

 

おや、まだだったんだ。

 

するとその先客、

「すみません、どれも美味しそうですごく迷っているんですけど、じつは今手持ちが500円(だったかな?)しかなくて、ひとつしか買えないんです。いっちばんオススメなのはどれですか?」

 

このある意味スパッとした切り込みにも、お店の方さほどおどろかず。

すかさず「そうですね、このたまごパンとクロワッサン、こちらのチーズなんちゃらも人気です」とスラスラと答えられました。

 

それで私も心を決めたのですが、やはり二番手なので、先客がコトを終わらせるのを待ちました。

 

いつもなら「クロワッサン」第一主義の私、でもこのたび欲しかったのはおかずパンだったので、「たまごパン」でいくことに。これがまた、見た目以上の食べ応えでほんとうにびっくり!

 

f:id:pantaya-kaeru:20200216191021j:plain

じつはその写真は撮っていなくて、今回のこの写真はチョコレート盛りだくさんマフィン(オレオ乗り)。

 

先客の思い切ったリクエストと、それにまた小気味よく答えるお店の雰囲気。なんかホクホクするパン屋さん。

 

お名前で敬遠していたことを、後悔しました。

 

 

ちょっと前の記事ですが、こんな紹介もありました:

parismag.jp